『 僕の前に道はない 僕の後に道は出来る』
※ 詩人 高村光太郎の代表作「道程」の一説より

 私たちは一人ひとり自分の道を歩いてきました。その道は曲がりくねった道であったかも知れません。時には迷い、時には希望を抱いて、今日まで歩いてきました。その歩みは一人ひとりの歴史であり、人生です。

 そして皆さんの歩みは働楽グループで働く多くの仲間たちの歩みと重なり、大きな歩みとなって歴史を刻み、多くの経験と実績を積み重ねてきました。皆さんの歴史は働楽グループの歴史であり、その歴史は2年半後に創業20周年という大きな節目を迎えます。現在進行中の事業や諸制度の拡充などを進展・結実させ、その勢いを以って21周年以降を第二の創業と位置付けて一層の会社発展と拡大を図って行こうではありませんか。社員の皆さんのエネルギーを結集して前進することが、大きな成功の道になります。

 具体的には ①基幹事業であるSE事業のビジネスモデルを進化・発展させる(コンサル領域への参入、エンドユーザとの取引強化など) ②『いきいき訪看』サービスの知名度向上と顧客拡大を図り、先進的なトップレベルのサービス・システムの開発と提供 ③「チャイナ+1」を旗印に掲げてMDRK(ミャンマー働楽)を海外開発拠点として成長させる ④技術革新、経営環境の変革を捉えた新ソリューションの開発などを実現していくことが必要です。また、 ⑤全員の共同目標として労働生産性の向上に取組み、“給与を上げ続ける会社”であることを継続し、社員のさらなる処遇改善を図っていかなければなりません。

 これらは2021年度から始まる3ヶ年の中期経営計画の中心的テーマとして、実現策を検討し事業目標が決定されます。事業年度ごとに設定される業績予算を全員が共有して事業目標を達成したときに、働楽グループは一段と大きな存在になっているはずです。

 また、象徴的な目標として証券市場への上場を目指したいと思います。取引面においては信用度を格段に高め、優秀人材の採用に寄与し、社員の皆さんにとっても信頼と誇りの持てる会社にすることです。近い内に上場計画を皆さんにお示しして、全員で勝ち取って参りたいと考えています。

 これからの時代はより困難で不確実性が増して参りますが、どのようなときにも自分を信じ仲間を信じて歩み続けることが、豊かな人生となり、大きな足跡を残すことになります。“常に気魄を僕に充たせ!” 全力で挑戦するに値する人生と会社発展のために‼

(社内報より)
2020年10月