社長の思い

海外事業元年! 漕ぎいでよ『我らの大航海時代』へ!!

 去る8月26日午後3時、私はミャンマー・ヤンゴン国際空港に降り立ちました。空港を出た瞬間は“蒸し暑いな”と思ったのですが、それは快適な空港内との落差のせいであって、1週間滞在した経験から言いますと東京より過ごしやすいというのが率直な感想です。亜熱帯の国ですが、緑が豊かで人々は温和でゆったりと暮らしているところがそう感じさせたのかも知れません。

 

 “2013年度は海外事業元年”と皆さんに申し上げていましたが、満を持して現地調査に出向いた結果、現地の大学関係者との信頼関係構築、有力企業トップ、業界団体のトップの方々と事業連携の可能性などについて協議することができました。 
  10月13日から2度目の訪問を行い、ミャンマートップの国立ヤンゴンコンピュータ大学(UCSY)との間で「優秀な卒業生を推薦して戴く」という連携関係をしっかりと構築することができました。他の教育団体 ICTTI などからも応募者の推薦を戴いております。11月には人材開発部門が加わって採用選考と現地での日本語教育などを実施して参ります。初年度は10名を目標に採用する計画です。

 

 日本はすでに総人口が減少している上に高齢化が進み、ダブルパンチで労働力人口が減少しています。勤勉・誠実で親日的なミャンマーの若い方々に、当グループの事業拡大に貢献して戴くことが目的の一つです。また、日本で技術を磨いた一部の方はミャンマーに戻り 当グループの現地法人:ミャンマー働楽の中核社員となってミャンマーのIT事業発展に貢献し、将来当グループの一翼を担う会社へと発展させることが二つ目の目的です。

 
 500年前、ポルトガル、スペイン、後にオランダ、ベルギー、イギリスなどが大航海に乗り出し、アジア、南米、アフリカを次々に植民地化して金銀鉱山権益を確保し、香料などの貿易権限を手中に入れていきました。列強は覇権を賭け、自らの勢力拡大と富の収奪のために、今日では到底許されない略奪・戦争など手段を選ばない形で目的を達成していったのです。 
 しかし、今日の大航海=グローバル化は一定のルールに基づいて国家の主権、企業の主体性を尊重して行われるものです。相手の立場を尊重し、かつ自国、自社の利益を確保する日本人の行動スタイルを重んじ、“お も て な し”のこころを持つ日本企業がどこでも歓迎されるゆえんです。加えて私たち働楽グループは、“お客様に貢献し、社会に貢献し、人を大事にする” こころと、 “成功するまであきらめない、最後までやり遂げる”という働楽のDNAをもっています。これらの資質は『我らの大航海時代』を勝ち抜く原動力となるものです。
 実際に初めてミャンマーを訪問したその時から、大学関係者の方々と深い信頼関係を構築できたのも、ミャンマーの方々の温和で誠実な国民性に寄るところも大きいと思いますが、働楽グループの経営姿勢や考え方に共感して戴いたことにあると思っております。

 ミャンマーは1960年代までは東南アジア有数の豊かな国で、その美しい街並みはシンガポールの街づくりの手本となるほど栄えていました。不幸にもその後の長い軍事政権下で経済が停滞。2年前からの民主化・自由化政策によって、ようやく欧米、日本からの投資も活発になり、急速な発展を遂げようとしています。2015年には証券取引所や日銀システムをモデルにした中央銀行システムが稼働、空港、通信インフラなどが一新され、どの先進国よりも早いスピードで発展することは間違いありません。今こそまさに参入する最後のチャンスなのです!

 

 勤勉・誠実・温厚で日本語習得能力も高く、本来立派な資質を持っているミャンマーの方々と協調して、皆さんが主体となり、『我らの大航海時代』の果実を日本とミャンマーにもたらして欲しいと願っています。しっかりとした哲学とプライドを持って海外に雄飛しましょう。グローバルに拡大する働楽グループを一緒に実現して参りましょう。
   海外に羽ばたけ! 我が働楽グループの若者諸君!!

2013年10月