社長の思い

目指せ! 一流のビジネスマンを!! -自分の甘えに負けるな! 究極のライバルは自分-

 将棋の名人の言葉によれば、「初級者は終盤で考えこむ。中級者は中盤で終盤を有利にするために考えこむ。上級者は対局がスタートする前に展開法をイメージし、序盤の駒組み(企画・方針)の段階で考えこみ勝ちパターンを作る」のだそうです。

 これは、ビジネスにも当てはまります。仕事ができる人=プロフェッショナルな人ほど、先の先(二つ先、三つ先)を見て、予測される事態や課題に対して準備をします。予測される事態も一つではなく、影響因子(パラメータ)が変動することによって、起こり得る結果も大きく変動することがあります。そして起こり得る結果の予測確率の高いものから順に対応策を練ることになります。
 起こり得る結果を予測する能力(シミュレーション能力)は、注意深く考える力と経験や訓練によってどんどん高まってきます。我々凡人でも真剣に、沢山仕事をすることによって十分にプロと呼ばれるレベルに到達できることができます。確信を持って努力して下さい。そして少々の変動に対しても“予測の範囲内です”と涼しい顔をして言えるようになって下さい。

 将棋名人の話の“上級者の対局の仕方”は、当社顧問税理士の近藤先生のご指導の一つ、『仕事の組立てのできる人』と同じだと思います。まず、その仕事の出口(=目指す方向、アウトプットなど)を決め、どのような手順で仕事を進めるのかを考え、準備せよ!と、ご指導を戴いています。“仕事の組立てができない人は何度でも失敗を繰り返す!!”とも指摘されています。

 当社ではISO9001に準拠した『品質マニュアル』を制定し、これに沿って開発業務を推進することにしています。まず、“ニーズ・ターゲット(受託開発の場合は顧客要求事項)を明確にし、どのようなものをどのような方法で創り、コストと収益を考え、スケジュールと体制をどうするかなどの構想を描きます。この結果を開発企画書やプロジェクト計画書にて明確にします。
 それらに引き続いて、製品仕様、基本仕様などの設計工程をきちんと段階を追って進めていくことによって、製品ができていくことになります。基本に忠実に、プロセスを大事にして、やるべきことを確実に実行することが求められています。

 状況が激しく変化し、そのスピードも従来とは較べものにならないくらいに速い現下の状況では、予測の範囲が“先の先”まででは通用しなくなっています。四つ先、五つ先まで考えなければ現状を打破できません。  大変だ、と思うでしょう。自分にできるかと思わずひるむでしょう。確かに大変なことです。しかし、『将棋上級者の対局に臨む姿勢を持った人』、『仕事の組立てのできる人』、などに類する人は、訓練と経験によって先を予見する力が備わってきます。

 そのとき自分の成長を止めるのは自分自身です。どのような人がそのようになりやすいかと言いますと、ネガティブに物事を考える人/ネガティブにしか考えない人、逃げる人、問題点だけをあげつらって出来ません、とそれ以降思考停止になる人、などがそれに当てはまります。
 問題点がそれだけ言えるなら、それを解決する方法はないか、類似の事例はないか、とことん調べて、思考錯誤のチャレンジを繰り返せば必ず解決の扉は用意されています。ひとたび、成功体験を味わうと、興味が湧き、自信がついてきます。

 皆さんは、“自分には難しい、できない”と思い込んでいませんか。自分自身の成長を自分で止めてはいませんか。人間の成長に限界はありません。 “Yes、We Can!!”

 成長は目標の大きさに比例する、といいます。成長はその人の志の高さに比例すると思います。

 自分の甘えに負けるな! 究極のライバルは自分です。

2009年10月