社長の思い

プロセスを大事にしよう

 “僕は結果よりもプロセスを大事にしてきた” (桑田真澄:元パイレーツ/巨人軍投手)
 「今自分ができることを考えて、目標を立て、努力していく。すると気がついたら問題をクリアしている。これまでも僕は結果よりも目標までのプロセスを大事にしてきました。結果ばかり気にしていると、それに焦ってしまう。だからプロセスに集中した方がいい」

 結果がすべてのプロ野球の世界で、プロセス重視の考え方は珍しい。桑田氏が数々の試練を乗り越えることができた理由はここにある。・・・日本生命:経営情報Vol.433より引用

 当社では今 2008年度下期予算の策定を行っていますが、その中でも予算を達成するため“戦略を練り、アクションプランを明確にし、粘り強く実行する。上手くいかない場合には問題点や原因を検証し、諦めずにチャレンジする”というプロセスをまず大事にしようといい続けています。

 社員の皆さんにも総会や研修旅行でのメッセージ、会社通達などを通じて“プロセスを大事にして欲しい”、とお願いをしています。結果が大事であることは言うまでもありませんが、当社のように若い会社はルールを確立し、仕掛けを作り、基本に忠実な業務運営を心掛けることが大事です。
 賢者.tvという動画サイトの当社紹介コーナ「日本の若者へのメッセージ」の中でも次のように呼び掛けています。“人生は結果だけがすべてではない。結果に至るプロセスが大事なのです。目標に向かって懸命に努力する、そこにドラマ=感動があり、人生の輝きがあり、喜びがあるのです”と。どうせ上手くいくはずがないからとか、失敗したらどうしようとか、一歩を踏み出す前に結果だけをあれこれ思案するだけではまったく意味がありません。上手くいかないと思わせる原因は何か、躊躇させる理由は何か、これらを掘り下げ、対策を練り、チャレンジしてはじめて立派な経験となるのです。

 我々は天才にあらず、凡人は目標達成に向かってプロセスを明確にし、努力し続けるしか成功の道はありません。先の北京オリンピックで栄冠を勝ち得た多くのアスリートたちが異口同音に、“栄冠を手にしたいという強い思いや執念”が原点にあり、鍛錬に鍛錬を重ね、強靭な心・技・体を作り上げ、驚嘆するほどの努力を積み重ねてきたことを述べていました。魂と魂のぶつかり合い、人間の限界に果敢に挑んだ競技は人々に感動を与え、人々は賞賛と敬意のメッセージを送り、競技者のえもいえない満足感、すがすがしい表情、感謝の言葉などがさらに麗しいメッセージとして多くの人々に受け止められました。

 前述の桑田氏の“自分の気持ちを大切にし、目標達成へのプロセスを大事にして努力する”という言葉と姿は同じではないでしょうか。
 桑田氏は同じ記事の中で野球に対する姿勢として「感謝すること、驕らず謙虚であること」を上げています。“僕は、試練は人を磨く砥石だ、と思っています。起こることすべてが自分にとっての砥石であり、自分を磨いてくれるんだ、と。だから感謝の気持ちを忘れないようにしているんです」。  

 最後を「人生は倒れることが失敗ではなくて、起き上がってこないことが失敗なんだ」と結んでいます。

 桑田氏の言葉にも力があり、勇気付けられました。また、北京オリンピックで栄冠を手にしたアスリートからも元気を貰いました。我々も正しい大きな目標を掲げ、目標達成のためのプロセスを大事にして、良い成果を上げたいと願っています。感謝の心をもって、謙虚で誠実にプロセスを遂行し、諦めずに結果を出すことを当社のDNAにして戴きたいと思っています。また、これらを通じて社員の皆さんが一回りも二回りも大きなビジネスマンとして成長して欲しいと思っています。人生と言う長いプロセスの中で、お一人おひとりが感動を覚え、輝きを放って戴くことを希望しています。

2008年8月