社長の思い

IT働楽研究所のOS

 OSとは勿論Operating Systemのことです。当社の専門領域のことですのでOSについて改めて解説する必要はないと思いますが、少しおさらいをしておきます。OSはキーボード入力や画面出力といった入出力制御やディスクやメモリの管理などを行うと同時に、多くのアプリケーションソフトからの処理要求を統制の取れた形で実行に移すなど、コンピュータシステム全体を管理・制御する基本ソフトウェアのことですね。いわばコンピュータの中の司令塔です。

 明治半ば 不平等条約改正を悲願とする政府の要請によって渋沢栄一等が設立した東京商法会議所が130年経た今日、東京商工会議所として活動しています。1ヶ月半前に130周年記念式典が実施され、出席してきました。さすがに日本を代表する企業のトップ、財界代表者、大臣・政治家が集まり、130年の歴史の中で東京商工会議所の果たしてきた役割の大きさを感じさせるものでした。
 式典前半のシンポジウムで、岡村会頭(東芝会長)から会社数で99.7%、従業員数で70%、3800万人に上る中小企業が元気にならないと日本は元気になれない、『元気な会社』の秘訣として「経営者と従業員が進むべき方向を共有していること』『グローバルな視点を持っていること』を挙げていました。  それに続き色々な議論が展開されていましたが、経済評論家・ジャーナリストの財部誠一氏と中谷巌氏が次のようなことを言っていました。
 『確実に日本の人口は減少し(42年後には現在の2/3、9500万人になる)、国内マーケットは縮小しているという切迫感をほとんどの企業が抱いていない。“中小企業だから”といって縮小する国内マーケットにしがみついていても将来の展望は開けない。中小企業でもチャンスは幾らでもある。サービス面でのグローバル化の面でも優れた強みを発揮できるだろう。品質の良いものを追及し続ける開発者の人間性も武器である。日本人魂、日本人の配慮の文化など日本人は優れた“OS”を持っている、日本人のOSは良い。これらを武器に国際化を図って欲しい、等々』の発言がありました。

 特に印象的だったのは“日本人のOS”という表現でした。そうか! それならIT働楽研究所には負けない心=OSを持っている。それは『お客様満足のために謙虚で誠意ある行動と高い技術力で質の高いサービスをご提供する』という企業理念と、『一流を目指す気概をもって努力し続ける』という“IT働楽研究所魂”がある。
 これらがIT働楽研究所を動かす原動力であり、まさにIT働楽研究所のOSなのです。社員一人ひとりにとっても、“我々はパンのみに生きるにあらず、さらにそれを超えてお客様や社会の期待に応え、尊敬される人間へと成長したい”という格調の高い行動目標、すばらしい心の司令塔=OSを持っているということではないでしょうか。
 自分達の会社さえ儲かればよい、自分達の利益だけが大事 というけちな発想は当社は持ち合わせていない。社会から尊敬される会社へと成長し、厳しい時代が来るかも知れないがそれらに立ち向える勇気とエネルギを養って前進したいものです。

2008年5月